農作業研修のはなし(かき板)


お久しぶりの農作業研修のお話です。研修で教わった農作業は以下の通りです。

【研修項目】
かき板
ハンマーナイフ
トラクター
播種
農薬散布
刈り取り

このうちまず、かき板作業について説明します。

【かき板】
いきなりですが、かき板は死にます。。。かき板とはこのような道具を使って行います。

かき板の道具

かき板作業とは、これから播種して作物を栽培する準備段階として、圃場を整える最初の作業です。ちなみに圃場という言葉をみなさんご存知でしょうか?農業に関わりを持っていないと知らない単語ではないでしょうか。圃場(ほじょう)とは農作物を育てる場所のことです。一般には田や畑や果樹園などの単語が馴染み深いと思いますが、作物の種類によらずに使える単語として圃場は農業関係者にとって便利な単語です。

さて、かき板の作業場所はビニールハウス内の左右の端です。このような場所です。

立派な雑草が生えてしまっていますね。雑草というか、今栽培している作物の前に栽培した作物の種が横の方で発芽して育ってしまったものです。私は最初、圃場の端に生えているこのおしゃれな雑草はもしかして意図して生やしているのかもしれないと思っていました。そう思うほど立派に成長しているし、黄色い花が咲いているものは見た目に美しいのでした。

しかしもちろんそういうわけではなく、生えていては困るものなのでした。これらが端で成長することで、日陰になってベビーリーフの成長を阻害したり、花が咲いた場合にはそれを目当てに虫が寄ってくる原因となります。結局それらは品質低下につながる要因になります。

作業としては、道具を使って端に生えている雑草を掘り起こして取り除きます。端から中央に向かって掻きます。これが大変にしんどい。前屈みで作業するためなかなかしんどいのです。機械化やマニュアル化を進めている果実堂でもこのことは認識されており、何らかの対処によってかき板を楽にしたり、かき板をしなくてよいようにできないかを検討中とのことです。

次回はハンマーナイフとトラクターについて紹介します。